放射性物質の拡散・降下

国立環境研究所が福島第一原発から放出された放射性物質の拡散・降下をシュミレーションを公表した。
原資料を見ようと国立環境研究所HPにアクセス。
ヨウ素131とセシュウム137の拡散・降下をシュミレーションしたマップを見ることができた。
シュミレーションだが、実測値との相関はかなり高い。
半減期ヨウ素131が8日、セシュウム137が30年。注目すべきはセシュウム137。
かなり広範囲(静岡、長野、新潟)に拡散している。福島県には50キロベクレルのゾーンが広くある。
こういう情報を見るたび滅入る。
許容レベルはどうなのか。今後どういう経緯をたどるのか。
メディアは数字は示すが、それがどういう意味なのかを解説していない。

文科省も福島第1原発から半径100キロメートル圏内の土壌に含まれる放射性セシウムの濃度の調査結果を発表。
福島県大熊町セシウム134が約1400万ベクレル/平米、セシウム137が1540万ベクレル/平米を測定。いずれも高濃度。