児童文学書

気まぐれで読みはじめた児童文学。
オランダは中立宣言にもかかわらずナチスドイツの侵略に降伏した。
田舎に暮らす医者の一家(親子7人と女中と亡命してきたユダヤ人少年)の暮らし。
三男のピムの生活をとおして家族の暮らしぶりが描かれる。
オランダはまさかドイツが攻めてくるとは思っていなかったのだ。
穏やかな生活がしだいに暗い生活に傾いていく。
たまにはこういった小説もいいものだ。

あらしの前 ドラ・ド ヨング 著 岩波書店