老人と海

新訳(小川高義訳)の老人と海(ヘミングウエイ)を読み終えた。前に読んだのは野崎孝訳だったように思う。
映画のイメージが強く残っていた(とくにライオンの夢)。今回のは老人の超大なカジキや凶暴なサメとの壮絶なやりとりや老人のつぶやき・心の内側がわかりやすかった。少年の設定(22歳説と10歳説)も自然。カジキが2昼夜の激闘の末に海から浮かんでくるシーンが印象的だった。
老人と海 ヘミングウエイ著 小川高義訳 光文社古典新訳文庫