カーなべ

カーグラというのも懐かしい。しばらく自動車モノを読んでいなかった。そのカーグラからでた「カーなべ」。当世人気(だそうだ)の渡辺敏史という自動車ライターが週刊文春に連載したコラムを一挙に上下2巻に掲げた228編(2005〜2013年)。まとめ読みは少しキツイがクルマ関係のネタが満載で楽しい。ドイツ車の記述が多い。VW,ベンツ、BMW,アウディ、ポルシェ・・・と。日本人はドイツ車が好きなのだ。自動車評論家は今どうしているのだろう。徳大寺有恒も亡くなってしまった。岡崎宏司(博士)は息子・岡崎五朗にまかせてしまったのだろうか? 下野康史、清水和夫、両角岳彦、三木和彦、舘内 瑞・・・皆どうしているのかな。自動車評論を読まなくなって久しい。

カーなべ 渡辺敏史著 株式会社カーグラフィック