オリンピック・シンボルの盗作疑惑

昼のNHKニュースが、オリンピック・シンボルのデザインと配色がスペインのデザイン事務所の作品(東日本大震災復興)に酷似していると報じた。今朝の朝日新聞で、ベルギーのグラフィックデザイナーの作品(2013年)に似ているという記事を目にしていたばかり。新聞各紙は午後2時現在まだスペイン作品との酷似は報じていない。新聞各紙はちょっと鈍い気がする。夕刊に間に合うのかな?
東京オリンピック・シンボルの作品は、47歳の人気グラフィックデザイナー・アートデレクター(日本人)のものだとか。ここまでくると酷似ではなく盗作だろう。丸と縦棒のアイデァや三角形の斜辺の曲線なんかは間違いない。配色までとは恐れいった。プロのグラフィックデザイナーでも誘惑に負けるのかしら。僕も年賀状だとかイラストで盗作まがいのことをしてきた。発想が乏しくなるとその誘惑が首をもたげる。しかし時代はデジタル化がすすみグローバルの時代。真似ればすぐにわかる。グラフィックデザインはオリジナリティが命だ。
東京オリンピックは新国立競技場といい、今回の件といい、とんだミソを付けてしまったものだ。ちょっと舞い上がって運営の杜撰さが出てしまったということだろう。