あってはならぬこと

家内が防災用具の点検・交換を始めた。
手回しハンドルを回すことで充電できる携帯ラジオ。ラジオ機能のほかに、懐中電灯、非常用サイレン、携帯電話への充電が可能。災害お助け君(万雄製)という。
ところがハンドルが回らない。分解してみると樹脂製ギアが割れていた。エレクトロニクスの基板はかなり複雑な構造をしている。僕は機械屋なのだけれど、この種の製品はメカニカル部分が弱いことを知っている。どれだけ耐久試験をやったのだろう? 2004年の製品だし、とおに保証期間は過ぎている。しょうがないかという気持ちがする反面、災害時にこういうことになったら目も当てられない。やはりあってはならぬことだと思い直した。
災害お助け君

エレクトロニクスの基板はかなり複雑な構造

樹脂製ギアが割れていた

これでは力が伝わらない