絵はすぐに上手くならない

タイトルに惹かれて読んでみた。著者はプロ向けのデザインスクールを主宰している。これまでのスケッチ教材・技術書・画集(もう何冊も買ってきた)とは一味違う。どういう目的にはどういうトレーニングが必要かを説明している。美大受験系デッサンというのがあるのだ。僕はいまさらデッサン修行をするつもりもない。楽しく描ければいい派。ということでどうやらクロッキーをトレーニングするのが良いらしい。そういうことを気づかせてくれる。さっそくクロッキー帳(半年ほど開かなかった)を引っ張り出してきた。そしてシャープペンシルの新型クルトガ(2B〜4Bで使いたい)が欲しくなってきた。道具からはいる派なのだ。

絵はすぐに上手くならない 成冨ミフリ著 彩流社