昨日の東海テレビ「人生フルーツ」という番組で津端夫妻の2年間に渡る暮らしぶりが紹介された。ご主人は航空機設計者から建築家になり数多くのニュータウンをプロジュースしてきた。奥さんは自然派の料理上手。９０歳と８７歳。高蔵寺ニュータウンの一角の３００坪を４０年間かけて雑木林として育て上げた。そこでは葉が落ち土の戻り、果実や野菜がたっぷり採れる。何でも自分たちでコツコツやっていくライフスタイル。レーモンドに共感して立てたワンルームの自宅もすばらしいが、何でも自分たちでやるというところが素晴らしい。この２年間のなかでご主人の修一氏は作業の後の昼寝のまま亡くなる（羨ましい死に方だった）。奥さんの寂しげだが健気な暮らしぶり。感銘を受けた。
