子規を思う

病床にあって思うのは正岡子規のこと、その精神力のこと。病床にあってもあれだけの創作力があったことに驚く。それをささえたのは旺盛な食欲。僕も食欲だけは衰えないのだが、これだけ回復に時間がかかると気力が萎える。熱は下がったのに咳がきれない。咳は体力を奪うような気がする。