暖かそうな陽差しに誘われて午後 杁ヶ池に行ってみたら、寒風が強く吹いて、水鳥たちは風よけの態勢をとっていた。岸に上がったマガモが陽を浴びて見たこともない色彩(とくに翼鏡の紫色)になっていた。寒風の中 ジーッとたたずむアオサギ の表情がおもしろい(何を考えているのやら?)。ピンクの嘴が陽を浴びてきれいだ。マガモやヒドリガモは池に張り出した枝の下で羽を休めていたが、バンは陸に上がって餌を啄んでいた。すぐ隣ではムクドリが同じように餌を漁る姿があった。暖冬の今年、はや桜が開花かと思ったらシキザクラだった。青空をバックに咲いていた。陽射しは暖かそうだが、風は冷たい杁ヶ池だった。