平櫛田中彫刻美術館の福寿草

平櫛田中という彫刻家は田中という珍しい名前で記憶にあった。文化勲章受賞、東京芸大教授ということは知っていたが、その作品のことは疎かった。小平の玉川上水沿いに旧宅があって隣接して平櫛田中彫刻美術館がある。せっかく近くに滞在しているので、今朝訪ねた。閑散としていた。小さなサイズの木彫(一部ブロンズ)の老人像が多かった。静かな老齢期(東洋的な表情)がテーマのような気がした。彫刻家は 100歳まで現役でこの静かな環境で制作に励んだ。垣根の向こうは玉川上水という庭は静かな佇まい。先週の雪が残雪として残っていたが、陽だまりに福寿草が咲いて早春の兆しだった。
玉川上水

玉川上水堤のケヤキ 小平名木百選

玉川上水に遊ぶカルガモ

平櫛田中彫刻美術館

作品 新春

旧宅の庭

陽だまりに福寿草