寒々とした猫ヶ洞池

今日はまた寒さが戻ってきた。大陸の高気圧が南下して北国は大荒れのようだが、この地方も北西の風(伊吹おろし)が強い。猫ヶ洞池を渡って吹きつける風は凍てついている。雑木林はゴーゴーと鳴った。暗い雲が流れて時々冬の陽が射し込む。ツバキの季節になった。侘助だろう、ピンクの花が目を引く。その足下にツグミが見上げるようなポーズ。葦原にいくとシロハラカワセミもじぃーと水面を見つめていた。池は風が渡ると細かく波立ち風が見える。カモたちは風の中じぃーと漂っている。彼らはダウンを着込んでいるのでこの冷たさも平気なのだろうか? 僕はダウンジャケットを着込み、ホカロンを持って耐え忍んだ。池の端の大きな樹も朽ち果てそうだった。
猫ヶ洞池 枯れた葦とマンションのアンバランス

荒涼とした湿地

侘助

ツグミ

シロハラ

カワセミ

コガモ

マガモ

カイツブリ

朽ちる