ユニクロ潜入一年

過労死、働き方改革裁量労働というキーワードが喧しい昨今。この本は「ユニクロはブラックか?」「柳井社長はフェアな経営者か?」ということに絞って潜入取材したレポートである。ユニクロは秘密主義なので潜入取材という方法しかなかったとのこと。ちょっとキワドイ感じがするが・・・・。結論からすると「グレーだけれど限りなくブラック」「基本的に低賃金で厳しい管理体制」「柳井社長の独裁経営 トップダウンだけど朝令暮改」と糾弾している。僕は10数年来のユニクロユーザーなので複雑な思い。ユニクロがオープンでフェアな会社に変貌するにはどうすれば良いのだろうか? 柳井独裁体制はどこやらの北の国のような感じがする。ユーザーとしてウォッチしよう。温かく見守るという気にはならない。ユニクロはこのままでいいのか? 僕としてはしばらく買い控え?

ユニクロ潜入一年 横田増生著 文藝春秋