天気は下り坂

天気は下り坂、寒々としている。雨が降らないうちに少しは歩いておこうと猫ヶ洞池へ出かけた。池は水が抜かれて池底が広がって殺伐とした景色になっていた。水際をオオバンが餌を啄んでいた。体の割に太い脚をしていること知った。近くを泳いでいたのはコガモだろうか? 緑色の翼鏡が見えたからコガモのメスだろう。杭の先にアオサギが止まって周りを見まわしていたが、池は閑散としていた。池の脇のメタセコイア広場の樹々は晩秋モード。こんな天気の日は野鳥も姿を見せない。イチョウヒヨドリが止まっているのを見かけただけだった。雨が降りだしたので引き上げてきた。だんだん冬が近づく、気の重いことだ。

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池底が広がった猫ヶ洞池

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餌を漁るオオバン

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コガモ 翼鏡が緑色

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アオサギ

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メタセコイア広場 A

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メタセコイア広場 B

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色づいたイチョウ

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ヒヨドリ

 

 

午後3時の光の中で

午後から小幡緑地を訪ねた。晩秋の午後の光は、真夏の強烈さはなく冬の弱々しさでもなく独特。少し赤みを帯びているようだ。竜神池にはマガモがのんびり浮かんでいて、時々大きく伸びあがたりしていた。岸辺の陽だまりに得物をくわえたカワセミを発見。緑ヶ

池にはオナガガモの一群。ススキの穂が陽を受けて輝き晩秋の雰囲気。池のまわりにソヨゴ、サネカズラ、ノイバラなど、赤い実が陽に映えて美しい。ナンキンハゼの紅葉 黄葉もすばらしい。晩秋の彩りを楽しんだ。

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竜神池マガモ

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マガモの羽ばたき

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獲物をくわえたカワセミ

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緑ヶ池のオナガガモ

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ススキ

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ソヨゴ

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サネカズラ

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ノイバラ

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ナンキンハゼ

 

秋の里山

3時半過ぎに平和公園 里山に入ってみた。秋がいっぱいだった。陽だまりのムラサキシキブが鮮やかな紫色に照り映えていた。湿地の木に絡みついた蔓性植物に赤い実が目についた。サネカズラだろうか? すぐ隣に振り子時計のようにカラスウリがブラブラ。ナンキンハゼの紅葉がサラサラと風に揺れていた。里山を歩くとあちらこちらにモミジが色づいていて素晴らしい。特に紅葉の名所というわけではないが・・・。夕日がいっそうモミジを赤くしているようだ。林の中にミヤマガマズミの真っ赤な実が際立った。4時を過ぎると空気も冷たくなって侘しさがつのってくる。秋は風と共に去りぬ

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ムラサキシキブ

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赤い実はサネカズラだろうか?

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カラスウリがブラブラ

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ナンキンハゼの紅葉

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里山のモミジ A

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里山のモミジ B

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里山のモミジ C

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里山のモミジ D

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里山のモミジ E

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里山のモミジ F

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ミヤマガマズミ

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林の中まで陽が射し込む


 

朔風払葉

朔風払葉(さくふう はをはらう)とカレンダーに記されている。冷たい北風が木葉を散らすということ、今日の天気をよく表している。午前中は高岳のクリニック(循環器内科)の検診、桜通(桜並木はない。これ如何に)の黄葉した銀杏が北風で散りはじめていた。

午後は近くの猫ヶ洞池へ行ってみた。メタセコイア広場も黄葉 紅葉で秋いっぱいだが、風が強くて寒い。池は掻い掘り(かいぼり)が始まって池底が現れてきた。コガモが砂地に寄り集まっていた。オオバンは波に翻弄されていた。定点観察のサンシュユに行ってみたら、まさに今が見頃。宝石のように輝いていた。近くのナンキンハゼがみごとに赤くなっていて、そこにシジュウカラが実を啄みにきていた。朔風払葉の秋の一日。もうすぐ冬の訪れ。

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桜通の銀杏並木

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紅葉と青空

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メタセコイア広場

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掻い掘りの猫ヶ洞池

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コガモ

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波乗りオオバン

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サンシュユ A

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サンシュユ B

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サンシュユ C

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ナンキンハゼとシジュウカラ






 

ナンジャモンジャ

ナンジャモンジャ、別の名はヒトツバタゴ(一つ葉田子)。この樹を知ったのは名古屋に住むようになってからのこと。東京では見たこともなかった。犬山の入鹿池の近くに自生地があって白い花が咲く頃に観に行ったことから知った。もう10年近くも前のこと。それ以降、公園や街路樹でよく見るようになった。新緑の頃の花もいいけれど、秋の黒い実と黄葉も味わい深い。今日の1枚に描いてみた。

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ナンジャモンジャ

 

秋を拾いに庄内緑地

久しぶりに庄内緑地に足を向けた。秋晴れとはいかないどろんとした温とい日だった。駐車場の土手に四季桜が咲いて春と見まごう。春に花咲く桜(里桜)は黄葉・紅葉していた。今日の目的のひとつはナンジャモンジャ、黒くなった実と黄色い葉っぱが秋らしい。クスノキも黒い実をつけていた。ホウノキの黄葉は大きな葉っぱなので豪快だ。ラクウショウの紅葉も見事、その下にマガモが集う。庄内緑地の紅葉は横一列(ここは庄内川の洪水防止のための遊水池なので土地はフラットなのだ)。池の近くのピラカンサは巨大だ。真っ赤な実がびっしりと付いている。カワラヒワが実を食べに来るのだが、この日はシジュウカラだった。バラ園に冬のバラが咲き、ブットレアにはアゲハ蝶が遊んでいた。芝生広場の欅は巨木で堂々とした姿がいい。このケヤキも秋姿、まもなく葉を落とす。

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四季桜

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里桜

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ナンジャモンジャ A

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ナンジャモンジャ B

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ホウノキ

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ラクウショウとマガモ

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庄内緑地の池

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庄内緑地の紅葉

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巨大なピラカンサ

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びっちり実をつけたピラカンサ

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真っ赤な実

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バラ園

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ブットレアとアゲハチョウ

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ケヤキの巨木

 

鳥の贈りもの

この本を図書館の新刊棚で見つけてきた。著者は名古屋市内(守山区)にお住まいのようで僕の観察エリアとラップする。観察した鳥の写真と文章が見開きに要領よくまとめられていて、文章も魅力的だ。何より観察ポイントが身近なのでグッと親しみを感じる。観察した情景も具体的でいい。まだ見ていない鳥がいっぱい掲載されていてチャレンジ意欲を刺激する。いいもの見っけ と早速 amazon で購入。地元で見ることができる132種、ガイドブックに最適。

鳥の贈りもの 長崎義人著 弘報印刷 出版センター

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牧野ヶ池 観察会はじまる

牧野ヶ池の自然観察会にでかけた。今シーズンはじめて。カモたちが飛来してきているが、警戒して向こう岸に浮かんでいる。ヨシガモが羽ばたくのが見えた。緑のハットが輝いたのでそれとわかった。繁殖期を終えるとオスが換羽(羽が生え換わる)しメスのようになるのをエクリプスというそうだ。オナガガモの群の中に変わった姿があった。ホシハジロが近づいてきた。目が赤いのが見てとれた。ヒドリガモダイサギの前を泳ぎゆく。岸辺のカルガモの青い翼鏡がきれいだった。草地にハクセキレイが飛び跳ねていた。今日の収穫が少なかったのはまだシーズン幕開けだからだろう。

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羽ばたくヨシガモ 緑のハットが輝く

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オナガガモのエクリプス

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ホシハジロ 目が赤い

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ダイサギヒドリガモ

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カルガモオオバン カルガモの翼鏡がきれいだ

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ハクセキレイ


 

小春日和の杁ヶ池

打って変わって今日は穏やかな小春日和。杁ヶ池の周りは秋まっただ中で、紅葉 黄葉が美しい。水面には水鳥がのんびり遊んでいる。この池はカモたちに人気がある。マガモヒドリガモオカヨシガモオオバンなど。ハシビロガモも来ていた。コガモミコアイサトモエガモはまだ姿を見せない。メタセコイアアメリスズカケノキプラタナス)、ノムラモミジなど美しく色づいてきた。

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メタセコイア 黄葉はじまる

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杁ヶ池

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アメリスズカケノキプラタナス

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ノムラモミジ

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トウカエデ

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トキワサンザシ

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マガモ

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ヒドリガモオオバン

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オカヨシガモ 盛にひっくり返る

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オカヨシガモ

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ハシビロガモ