Night Museum

金曜日の晩は名古屋市美術館の Night Museum 。カラヴァッジョ展の学芸員の解説付き観賞会に招待された。カラヴァッジョには前から関心があって、映画や伝記本をみてきた。闇と光、写実主義、生首の描写やら印象深いがイメージは暗い。レンブラントフェルメールなどオランダ絵画に大きな影響を与え、自然派印象派の源流として西洋美術史の中で大きな存在。喧嘩ぱやく乱暴者、絵にも凄みがある。でもちょっと猫に小判だなあ。

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夜の名古屋市美術館

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カラヴァッジョ展

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今回の見どころ

 

冷たい空気の牧野ヶ池

午前中、牧野ヶ池に水鳥を観に行ってみた。列島に北風が入って空気が冷たい。池を渡る風に手が凍えて手袋がほしかった。カンムリカイツブリを多く見かけた。ヨシガモ(ナポレオンハット)とマガモの頭が緑色に輝いた。オナガガモヒドリガモオオバンなどの常連もやってきた。今日は七五三、太陽の陽も冬の色になってきた。森の中を歩くとカクレミノ、カラスウリムラサキシキブゴンズイなどが冬の光のなかに輝く。岸辺の道は厳しいけれど陽がふりそそぐ森の道はホッとする。

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カンムリカイツブリ うしろの表情が面白い

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カンムリカイツブリ 目の周りが赤い

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カンムリカイツブリ 羽ばたき

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ヨシガモ 緑のナポレオンハットが輝く

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マガモの頭も緑に輝く

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オナガガモ

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ヒドリガモ

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オオバン

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カルガモ

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牧野ヶ池の紅葉

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カクレミノ

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カラスウリ

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ムラサキシキブ

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ムラサキシキブと紅葉

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ゴンズイ

 

小幡緑地に秋を追いかける

昨日は猫ヶ洞池でオシドリを見たので、緑ヶ池(小幡緑地)に何か珍しい鳥は来ていないかと出かけた。マガモカルガモオナガガモホシハジロなどに混じってハシビロガモが来ていた。こいつは悪人面だけれど憎めない顔をしている。新幹線N700系の嘴、派手な衣装を纏い翼鏡に鮮やかな緑色を配している。池も賑わしくなってきた。松の木のてっぺんからダイサギが池を睥睨していた。

まわりの樹々は色鮮やかになってきて秋らしい。樹々の間に秋色の実が点在して共演。ガマズミ、ソヨゴ、クロガネモチ、マメナシ、ノイバラ、アオツヅラフジ、ヤブコウジ。どれもこれもきれいだ。

風が冷たくなってきた。北国は今夜から吹雪だとか。心地いい秋は短い。

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マガモ

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悪人面のハシビロガモ

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緑色の翼鏡が鮮やか

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ダイサギ

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小幡緑地の紅葉

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小幡緑地の紅葉

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小幡緑地の紅葉

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ガマズミ

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ソヨゴ

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クロガネモチ

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マメナシ

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ノイバラ

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アオツヅラフジ

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アオツヅラフジとノイバラ

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ヤブコウジ

 

オシドリ来たる 猫ヶ洞池

午前中 猫ヶ洞池を廻っているときだった。双眼鏡をぶら下げた老夫婦が声をかけてきた。「オシドリが来てますよ」5年ほどバードウォッチングをしているけれど、猫ヶ洞池でオシドリを見たことはなかった。怖がりのオシドリはオープンなこの池には来ないものと思っていたから驚いた。向こう岸の紅葉が映り込んだ水面を隊列をなして泳いでいた。他にオオバンヒドリガモマガモカルガモセグロセキレイなどの姿が見られた。いよいよ野鳥のシーズン到来だ、一方 メタセコイア広場も色彩豊かで美しくなってきた。秋を満喫、今が一番いい季節だ。

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オシドリの隊列

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紅葉とオシドリ

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紅葉の中を泳ぐオシドリ

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ヒドリガモ

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カルガモ 表情が可愛い

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セグロセキレイ

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メタセコイア広場 色付く樹々

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メタセコイア広場

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メタセコイア広場 トウカエデ

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トウカエデの紅葉

 

クチナシ

本山駅への道を歩いていてクチナシの実を見つけた。この実をみてこの樹がクチナシだったということを再認識した。「くちなしや鼻から下がすぐに顎」といつもの句も蘇った。秋も本格的になっってきた。

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クチナシ

 

ラ フランス

ラ フランスというとセザンヌ静物画が思い浮かぶ。いびつな形が絵心をさそうのだろう。僕にとっての梨はシャリシャリとしてざらついた食感の和梨豊水とか幸水)のこと。洋梨(ラ フランス)は結婚後 家内の祖母が毎年山形産のものを送ってくれてから親しんだもの。熟成させてから食するから滑らかな食感はそれまでの梨とは別物だった。

このスケッチをしながら思ったのは「梨の礫」、昨今 メールをしても返事がないことが多くなって寂しいことだ。ひとのことは言えない。僕も返信を厭うことが多くなった。レスポンスが大事だと言いながら・・・・

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ラ フランス

 

秋の空は気まぐれ

天気予報は昼前から雨になるというので、近くを歩いて来た。往く道の街路樹は紅葉しはじめた。平和公園 里山では、ズミ、ムラサキシキブ、ノイバラ、サルトリイバラなどの色彩豊かな実が楽しい。黒い実はネズミモチか? 常緑の葉っぱがないのが?? 不作だと思っていたカラスウリは赤くなってきたら見つけやすい。ミニトマトみたいなのもあった。ミツバアケビは生り年のようだ。ジャガイモみたいなのがゴロゴロぶら下がっていた。ナンキンハゼやイチョウも色づいてきれいになってきた。急に雨滴がパラパラと落ちて早々に引き揚げてきた。秋の空は気まぐれだ。

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猫洞通の紅葉

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平和公園脇の街路樹

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ズミ

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ムラサキシキブ

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ノイバラ

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サルトリイバラ

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黒い実は何だろう? ネズミモチ

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ミニトマトみたいなカラスウリ

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ミツバアケビ

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ナンキンハゼ

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芝生広場のイチョウ

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クコ

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タラヨウ

 

蜜柑

奥さんの友達が自宅の庭になったという蜜柑を届けてくれた。これを観ていたら汽車 煙 踏み切り 女の子と連想が続いた。何だろう?  蜜柑でググってみたら、芥川龍之介の蜜柑という小説の断片だった。近頃の果物屋さんの店先にある蜜柑は立派すぎるように思う。昔は小さくて皮も剥きにくいもので酸っぱかった。葉っぱがついているところに懐かしさを感じた。思い出をたぐりながら描いてみた。

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蜜柑

 

猫ヶ洞池の秋

今日も快晴。午前中 猫ヶ洞池に行ってみた。ここもそれなりに秋を迎えていた。水面をわたる風も少し冷たく感ずる。定点観察のマユミ、ホソバイヌビワの実も秋らしくなっていた。オシロイバナハナニラも。メタセコイアには房状のものがぶら下がっていた(丸い実との関係がわからない)。池にはオオバンカルガモアオサギ、カワウの姿があった。近寄って来たオオバンは目が赤くちょっと怪しい顔つきだった。ここ数日でじわっと秋が深まった感じがした。

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池の奥の紅葉

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カルガモと紅葉

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マユミ

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ホソバイヌビワ

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オシロイバナ

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ハナニラ

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メタセコイア

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オオバン 赤い目が怪しい

 

枯葉

BS TBSの SONG TO SOULという番組はなかなか楽しめる。成毛真さんが絶賛していた。11/5 放映はジュリエット・グレコの歌った枯葉。懐かしく聴いた。マイルス・ディヴィスとグレコの関係を初めて知った。まだ枯れ葉の季節には早いが、しみじみと秋を感じる。シャンソンもいいなあ。

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SONG TO SOUL 枯葉