ツバメが低く飛ぶ

いつ雨になるのかわからない朝、昨日一日ウチにいたので歩いてきたい。傘を持って平和公園里山にでかけた。散歩道は泥濘んでいて、湿った空気が低く垂れこめている。ツバメが重い空気を切り裂くように低く飛び交う。ウグイスは声がするけれど姿を捉えることができない。笹藪にノカンゾウムクゲをみる。ニッコウキスゲの群生もまだ元気に咲いていた。ヒメジョオン(姫女苑と書く)も群生すると見栄えがする。ハクモクレンにも独特の形の実があった。ロウバイは老成期に入って褐色になってきた。このあと濃い茶色になっていくのだが、はやい老成だなあ。草地を歩いて靴の中はビチョビチョになったし雨も降り出したので帰ってきた。 

f:id:tsaito758:20200701101047j:plain

散策路 A

f:id:tsaito758:20200701102102j:plain

散策路 B

f:id:tsaito758:20200701102708j:plain

散策路 C

f:id:tsaito758:20200701103146j:plain

散策路 D

f:id:tsaito758:20200701095015j:plain

ノカンゾウ

f:id:tsaito758:20200701095100j:plain

ムクゲ

f:id:tsaito758:20200701100704j:plain

ニッコウキスゲ

f:id:tsaito758:20200701095538j:plain

ヒメジョオン

f:id:tsaito758:20200701101728j:plain

ハクモクレンの実

f:id:tsaito758:20200701103852j:plain

ロウバイ

 

茶屋ヶ坂公園

1日グズついた天気でウチに篭ってすごした。YouTube の水彩教室のいくつかを見て勉強。YouTube で描き方を教えようという人だけにどなたも上手い。何をどうすればああいうふうに描けるようになるのか? 場数を踏むよりないかと思って、今日はもう 1枚 チャレンジ。樹々のむこうに明るいアジサイ園がある。明暗と樹々の樹々らしさが難しい。継続は力なりを信じて。

f:id:tsaito758:20200630172822p:plain

茶屋ヶ坂公園

 

竹の皮

竹林を通りかかったら、乾燥した竹の皮が散乱していた。大きくなった竹の子が脱ぎ散らしたもの。懐かしさから拾ってきた。僕の子供の頃はよく目にしたものだった。精肉を包むのも、おにぎりや和菓子も竹の皮だった。折しもデジ袋の有料化がせまる。竹の皮にまで戻れというわけではないが・・・・。昔は環境問題なんてなかった。

f:id:tsaito758:20200629173135p:plain

竹の皮

 

梅雨の海上の森

梅雨の晴れ間で真夏日になるという。午前中の早い時間に海上の森を訪ねた。車両侵入禁止の柵近くの駐車場から海上の里まで往復約3Km。道は海上川ぞいで沢の音が心地いい。ここの森は平和公園にくらべて深い。赤い花が咲いていると思ったが、よく見ると軸が赤いゴンズイだった。ネムノキもあちらこちらにあって薄紅色の花が際立つ。青い実をぶら下げているのはエゴノキだろうか?これもあちこちで見かけた。ツクバネウツギはその名のとおりツクバネになっていた。フジの実を今シーズン初めて見かけた。トンボの姿を見かけるようになった。トンボは種類が多くて難しいのでトンボということにしておこう。海上の里に入るとアリウムというのだそうだが、ポンポンのようで面白い(海上の里の景色との落差が)。ネギの仲間。キュウリ畑を覗いてみたら小さなキュウリが付いていた。ノアザミもきれいだった。海上の森は涼やかで汗をかかずにすんだ。梅雨だのにカラッとした空気だった。

f:id:tsaito758:20200629101534j:plain

海上川の流れ

f:id:tsaito758:20200629094532j:plain

ゴンズイ

f:id:tsaito758:20200629095217j:plain

ネムノキ

f:id:tsaito758:20200629104716j:plain

エゴノキ

f:id:tsaito758:20200629110836j:plain

ツクバネウツギ

f:id:tsaito758:20200629103909j:plain

フジの実

f:id:tsaito758:20200629102506j:plain

トンボ A

f:id:tsaito758:20200629102211j:plain

トンボ B

f:id:tsaito758:20200629100742j:plain

トンボ C

 

f:id:tsaito758:20200629102042j:plain

アリウム

f:id:tsaito758:20200629102831j:plain

キュウリ A

f:id:tsaito758:20200629103311j:plain

キュウリ B

f:id:tsaito758:20200629102322j:plain

ノアザミ

 

ガクウツギ

池の端の木陰で今まで気づかなかった樹(低木)に細かなクリーム色の小さな花が咲いていた。小枝を手折ってきて名前を調べてみた。牧野富太郎の植物図鑑でガクウツギ ではないかと推定するのだが、確信はない。葉っぱは図鑑どおりだが、花はちょっと違う。写真判定はできなかった。

f:id:tsaito758:20200628195443p:plain

ガクウツギ

 

梅雨の晴れ間

目覚めのころの雨音は大きく、ザ・カスケーズの悲しき雨音(1963年)を思い出したのだった。その雨も9時すぎに止んで薄日もさしてきた。篭っているとカビそうなので猫ヶ洞池へ行ってみた。池は夜来の雨で増水していてドレーンに滝のように音を立てて流れ落ちていた。池の水面高さはどうなっているのか?ドレーンの土手の高さで水面高さは決まりそうが・・・・。池の奥の芦原あたりの水面はかなり高そう。メタセコイア広場には太極拳をする人やラジコンカー競技に興じる人の姿が見られて活気を取り戻した。広場の草地にはコチドリハクセキレイがきていた。コチドリは黄色いアイリングがかわいい。ハクセキレイは尻尾を上下させて飛び跳ねていた。植物に目を転ずると林のあちらこちらに薄クリーム色の花の塊をつけた樹が多い。トウネズミモチだ。モクレン の青い実が握り拳のような形で目立つようになった。嫌われ者のヤブガラシもよく見ると小さな花が咲いてかわいい。張り切って歩くとバテバテになりそうなのでこ1時間で切り上げてきた。

f:id:tsaito758:20200628105718j:plain

ドレーンからの落水 A

f:id:tsaito758:20200628103204j:plain

ドレーンからの落水 B

f:id:tsaito758:20200628104259j:plain

池の奥 水面が高い

f:id:tsaito758:20200628102003j:plain

太極拳をする人たち

f:id:tsaito758:20200628111113j:plain

ラジコンカー競技

f:id:tsaito758:20200628110626j:plain

コチドリ

f:id:tsaito758:20200628110229j:plain

セグロセキレイ

f:id:tsaito758:20200628104543j:plain

トウネズミモチ A

f:id:tsaito758:20200628103255j:plain

トウネズミモチ B

f:id:tsaito758:20200628104950j:plain

モクレン の青い実

f:id:tsaito758:20200628104435j:plain

ヤブガラシ

 

ロウバイの実 色づく

早春に梅より先に花咲くロウバイは色づくのも先だ。黄土色というか薄ら赤みを帯びた黄色になった。これから秋にかけて茶色になって冬にはうらさびて枯れたようになる。ロウバイは香りたつ花と今ごろの実がいい。

f:id:tsaito758:20200627165222p:plain

ロウバイの実

 

湿気の多い日の散策

梅雨前線は九州地方に大雨を降らせているが、この地方は降るほどのことはなく でもじっとり不快な天気。手近なところでお茶を濁そうと平和公園 里山を歩いた。代わり映えのしない自然観察となった。草はらのズミ、イボタノキ、ノカンゾウニッコウキスゲ、雑木林のウスノキ、ムクゲ、ナンキンハゼ。ネジバナがちょっと珍しかった。ラン科、右巻き 左巻きがあるそうだ。ときどき話をかわす男性バードウォッチャーが声をかけてくれた。口にタオルを当てながら。散歩をする人にノーマスクが多くなってきた。心遣いがありがたい。湿気の多さが身体に応える。

f:id:tsaito758:20200627091150j:plain

定点観察のズミ

f:id:tsaito758:20200627091355j:plain

イボタノキ

f:id:tsaito758:20200627100423j:plain

ノカンゾウ A

f:id:tsaito758:20200627100700j:plain

ノカンゾウ B

f:id:tsaito758:20200627093250j:plain

ニッコウキスゲ

f:id:tsaito758:20200627092501j:plain

ウスノキ

f:id:tsaito758:20200627100028j:plain

ムクゲ

f:id:tsaito758:20200627101150j:plain

ナンキンハゼ

f:id:tsaito758:20200627094935j:plain

ネジバナ