目覚めのころの雨音は大きく、ザ・カスケーズの悲しき雨音(1963年)を思い出したのだった。その雨も9時すぎに止んで薄日もさしてきた。篭っているとカビそうなので猫ヶ洞池へ行ってみた。池は夜来の雨で増水していてドレーンに滝のように音を立てて流れ落ちていた。池の水面高さはどうなっているのか?ドレーンの土手の高さで水面高さは決まりそうが・・・・。池の奥の芦原あたりの水面はかなり高そう。メタセコイア広場には太極拳をする人やラジコンカー競技に興じる人の姿が見られて活気を取り戻した。広場の草地にはコチドリ、ハクセキレイがきていた。コチドリは黄色いアイリングがかわいい。ハクセキレイは尻尾を上下させて飛び跳ねていた。植物に目を転ずると林のあちらこちらに薄クリーム色の花の塊をつけた樹が多い。トウネズミモチだ。モクレン の青い実が握り拳のような形で目立つようになった。嫌われ者のヤブガラシもよく見ると小さな花が咲いてかわいい。張り切って歩くとバテバテになりそうなのでこ1時間で切り上げてきた。