小春日和の日曜日

朝、新聞を開くと日曜日なのに歌壇があるではないか。
いつものように「郷 隼人」をさがす。
あった。久しぶり。生きていたのだ。


獄房の同居人(ルームメイト)の鼾をば窘(たしな)め日記を綴るあけとき


母と妹を見舞うため、朝の新幹線で上京。
快晴。車窓に雪を冠した富士山がくっきり姿をみせた。
突然だった。その流麗さに息をのむ。ほかの席からもため息が聞こえた。


品川駅構内のショッピングスポットEcueと二玉(にこたま)に寄った。
生活の豊かさ、ヴァラエティの豊富さに驚く。
この豊かさとメディアが報ずる世相のギャップはなんなのだろう。


小春日和だが天空は寒風。もうすぐ冬の訪れ。