司馬遼太郎と時代をゆく 愛知工業大学オープンカレッジ

昨日の午後、本山の愛工大大学院で開かれた森豪教授の市民講座を聴講。
司馬遼太郎の特性のひとつに「無名性」と「無私」をあげている。
自分を消すことで、相手がみえてくる、相手を理解する。
ゼロ、無私、公の精神を基軸にして、律儀さ、誠実さ、つながりを大切にした。
功名が辻」の山内一豊をとりあげて、無私ということを論じている。
その延長あるいは隣接として「職人」をとりあげる。
職人のありようとして飛騨の匠に言及し、映画「平成職人の挑戦」の鑑賞に続いた。


僕も、エンジニアは職人と思ってきた。
しかし伝統の技というところや無私というところが、立ち行かなかったり徹しきれない。
心意気だけでも職人でありたい。