ウェブ人間論

ウェブ人間論 梅田望夫 平野啓一郎共著 新潮新書
ウェブ進化論」の梅田望夫氏と芥川賞作家の平野啓一郎の対談。
なかなか熱の入ったいい対談だが、前作「ウェブ進化論」と比べるとややインパクトに欠ける。
参考になることも多かった。前半の抜書き。
梅田ーネットの世界に住んでいるという感覚。ブログは自分の分身
平野ーネット上には有益で信用にたる情報はほとんどない ??
梅田ー混沌を整理するための構造化能力と情報の組織化が重要
梅田ー検索がネットの中心 だからグーグルの時代
平野ー常時接続でネットが身近になった
平野ーネット時代になって情報の価値をこれまで以上に実感
梅田ー検索エンジンは世界の結び目を自動生成する機械だ
梅田ーブログ=文章の推敲が足りなくてもいいからリアルタイム性と勢いが必要だ
梅田ーウェブの向こう側にとんでもない広がりがあることに気づいた
平野ーウェブに2つの立場 情報発信・情報交換の場と個人的アイデンティティの場
後半は読み飛ばしてしまった。
本のタイトルは若干ミスマッチのような気がする。