2007-06-09 ふるさとの山に向かひて いつのころからか、 深夜便を聴きながら、眠りにつくのがならいになっている。 ふと目覚めると石川啄木の歌が聴こえてきた。 新井満さんが啄木のふるさとを想う歌に曲をつけたもの。 歌うのも新井満さん自身だ。 演歌でもなく、フォークでもない。 中年(?)のこころを揺さぶる。 僕にはふるさとに相当するものがないが、その想いは伝わってくる。 学生時代に啄木歌集を携えて函館(隣町 黒磯町での工場実習だった)に出かけた。 それ以来、石川啄木とはご無沙汰だったなあ。