朝青龍

この横綱の変わりようはどうだ。
あの憎憎しいほど自信いっぱいの勝ち誇った表情はどこへいったのか。
謝罪なしに祖国モンゴルに帰ってしまった。
ひとり横綱の時代が長くて,
朝青龍の我がままを許してきた相撲協会の無策、
高砂親方のマネージメント能力のなさが露呈した。
外国力士が増えてきた背景に、儲かればなにをしてもよいという
金権体質が蔓延してはいないか。
礼儀だとか上位者の矜持とかきちんと伝えていかなくてはならない。
罰則でコントロールすべきものではない。
日本人にとって、横綱はただ強いだけでなく心・技・体での理想形と清さを
もっていなくてはならないのだ。
今の朝青龍に、それを求めても無理だ。
多分、こじれてしまって元にはもどらないだろう。
このままモンゴルで引退宣言という筋書きだろう。