プロヴァンスの贈りもの

作家 ピーター・メイルと映画監督 リドリー・スッコトは友人どおしで
ともにプロヴァンスに強い愛着をもつ。
小説と映画はいくつか違ったストーリー展開となっているが、
いずれもシャレたラブ・コメディであり、プロヴァンスの風土
(景観、人物、暮らしぶり・・・)が盛り込まれている佳作。
原作では英仏の文化比較、ワインをとりまくエピソードと事件が展開する。
映画のほうは、主人公が幼いときに叔父の過ごした思い出がフラッシュバック
するなかで次第にプロヴァンスに魅せられていく。
同じ材料だけれど、ちがうレシピでできた2つの料理を味わった。