赤福

赤福餅の売れ残りの冷凍・解凍・再包装・販売が報道されている。
僕は昔からのファンだった。
親元に帰るときの土産はいつも赤福だった。
裏切られたという気持ちが強い。
赤福の赤は赤心、いつわりのないということではなかったのか。
CMでも、食べるその日に作るということを売りにしていたではないか。
昔からのやり方で信頼を引き継いでゆくのが老舗の老舗たるところではないか。
その信頼を裏切った。
何百年かかけて営々と築いてきたものが崩れた。
あの味は忘れられないけれど、もう買わない。


ひとのうわさも75日、日本人は忘れん坊だから復活もあろうが・・・
企業倫理と企業の論理、顧客の感覚(庶民感覚)、企業の永続性と慢心・・・・
ブランドとはなにか、庶民感覚の大切さ・・・・
再チャレンジ、信頼回復とはなにか。
許すという広い気持ちが必要なのだろうか。


販路が広がり大量販売になると、こういうことに陥るだろうな。
売れ残りを廃却するというのは、難しいのだろう。
でもコンビニ弁当は、そうして信頼を得ている。
できないわけはなかった。