ボルト欠落

高知空港でおきたボンバルディア機の胴体着陸事故(3月)の原因についての報道。
前輪格納扉を開閉するリンク機構のリンクをつなぐボルトが欠落していたという。
ブッシュがせり出して周辺部品に接触して、格納扉がオープンしなかった。
那覇空港での中華航空の炎上事故もボルトだった。その類似性に驚いた。
締結したかどうかの確認が目視とか人的判断に頼る設計に問題はないか。
フェールセーフや2重系の考えはないのか。
航空機では、軽量化が優先されるが、安全性がそれよりも優先されなくてはならない。
ナノテク時代なのだから、それにふさわしい信頼性があってほしい。
このあたりの技術に底の浅さを感じる。