トプカプ宮殿の至宝展

名古屋市博物館に出かけた。
この展覧会は明日までとのことで、おおぜいの来場者がきていた。
ふだん西欧文化に目を向けていて、オスマン帝国の歴史・文化には疎い。
トルコ民族はモンゴル高原から移動してきて、1453年コンスタンティノープル陥落。
1922年までオスマン帝国イスラムビザンチンを融合しその覇をとなえた。
スルタンの絶大な権力のもと財宝がトプカプ宮殿に集められた。
武力で征服するよりも、豪華な財宝でその威光を示し屈せさせるほうが
安上がりだったと説明にあった。
この財宝の裏には、虐げられた征服民の汗と涙と血があるのだろう。
最後にあった「ターバン飾り」は5センチ×4センチのエメラルドが圧巻だった。
豪華だけれど、僕の趣味ではない。