中城(なかぐすく)城址

僕は子供のころ岸和田城址で遊んでいたので、城址めぐりが好き。
とくに石垣に興味がある。
沖縄で印象深かったのは中城城址
岡の上に連なる石垣はゆるやかなカーブをえがいている。
城の規模は、首里城にくらべると小さいが景観が雄大
海側は絶壁をなし、太平洋が一望される。
海からの攻撃に備えたのだろう。
15世紀初頭の築城。
14世紀には、北山、中山、南山の三王国(山は国の意味)が
尚巴志(しょうはし)により統一され琉球王国となった。
室町時代にあたり、勘合貿易が盛んとなり、その界隈の海は賑わった。
海賊も往来したことだろう。
それで海を見晴らす岡の上に築城したのだろう。