双頭の鷲

ロシアの国章が双頭の鷲だということを知った。
現実の政治もメドベージェフ大統領とプーチン首相の2頭体制となった。
独裁政治が続いてきた国で2頭政治がうまく機能するとは思えない。
いずれメドベージェフが力をつけてプーチンを追い落とすのだろうか。
プーチンが力を温存して再び大統領になるという予測もある。
タイミングよく亀山郁夫佐藤優の対談「ロシア 闇と魂の国家」を
読み始めた。
この2人の話は、ロシアの基礎知識のない僕には解りずらいが、
底知れないものを感ずる。
エネルギーをたらふく飲み込んだ双頭の鷲は、欧州とアジアに爪をたてて
どこへ飛ぼうとしているのだろう。
権力欲は、はかり知れない。