コピペの功罪

今夜のNHK番組・クローズアップ現代で「コピペの功罪」を取り上げた。
コピペで提出レポートを作成する学生が増えている。
それをチェックするソフトも作られつつある。
野口悠紀雄、齋藤 孝、茂木健一郎らがそれぞれの立場から意見を述べた。
膨大な資料の中から関心ある資料をコピペで収集して、新しい視点を見つける
というコピペ活用派。
本を読み込むことで情報を濾過して自分の文章を作ろうとするアンチ・コピペ派。
脳には編集力が備わっていて、オフラインで熟成しその結果として創造がある
という脳科学の立場。コピペは脳を鍛えない。
コピペで作る文章は、なんだか後ろめたさを伴う。
しかし膨大な情報を前にコピペというツールは欠かせない。
コピペで作業の部分を省力化して、考えるところにエネルギーを使いたい。
昔レポート作成といえば、糊と鋏で切ったり張ったりしたものだった。
それはそうと,i Touch ではコピペができないのだ。
大きな欠陥のように思う。