明日の記憶

だいぶ前に小説を読んでいる。
数日前にTVで、その映画が放映された。
若年アルツハイマーがテーマ。
脳の記憶をつかどる部位が壊れていく。
そして記憶が失われていく。
50歳前後で仕事を失う。
現実とうつつの間をいききするラストシーンは衝撃だった。
僕も、「明日の記憶」の前段症状がきているように思われぞっとする。
映画の主人公と同じようにメモしまくっている。
電話番号はもう憶えることあきらめて、携帯電話の電話帳に頼っている。
もう「アレソレ」の世界。
とくに固有名詞、それも人の名前がだめだ。
不思議なことに、スケッチブックを眺めていると次から次にイメージが戻ってくる。
イメージの記憶部位は違うらしい。