米大統領選 TV討論会

オバマ、マケインの両米大統領候補によるディベートをTVでみることができた。
金融不安への対応、減税問題、外交問題イラク・イラン、ロシア、中国)などで議論を戦わせた。
攻撃と反論、自己PRと相手を非難(揚げ足取りを含めて)。
オバマの方が手法として上手だが、経験不足への不安は拭えない。
それに思い切った提案もなかった。
マケインは豊富な経験を誇り、自信をアピールしていた。
しかし現状肯定的で保守の立場。
オバマがやや優勢というのが僕の印象。
しかし両者とも大きな失言や取りたててマイナスな印象はなかった。
こういったオープンな討論はいい。
人柄や反応する態度、ユーモア、落ち着きなどが全部でてくる。
司会者の役割も大きい。
無難にこなしていたが、もう少しするどい切り口を期待したいところ。
しかし、残念ながら日本ではこうはいかないだろう。
レベルの低い失言をする大臣、なんでも反対の野党。
アメリカを危ぶむより、日本を危ぶむ。