見えないアメリカ

タイミングよくアメリカの保守とリベラルの事情を紹介する本を読み終えた。
見えないアメリカ 渡辺将人著 講談社現代新書

そこには宗教、エスニック(人種)、都市と南部、メデイアなど多様性が入り乱れる。
銃規制や同性愛、ワシントン政治への反感(連邦と州)、州の特性などなど・・・。
人種のルツボというよりサラダボールの社会だが、それを保守とリベラルという二項対立では説明がつかない。
それでも米大統領選となると二項対立でやらざるをえない現実。
異なる考え方を二項に集約できるはずがないのに、どう妥協しているのだろう。
スターバックス・ピープル(リベラル派)とクアーズ・ピープル(保守派)の区分はジョークだけれど、わかるような気にさせる。