金正日の正体

金正日の正体 重村智計著 講談社現代新書
この本を読んでいるとだんだん気分が悪くなってくる。
本当にこんな国が存在するのだろうか。あっていいのだろうか。
6カ国協議やら拉致問題、ミサイル実験などの報道から、北朝鮮の悪態ぶりを苦々しく思う。
いつもこの国に振り回されている。
その元凶が金正日その人だけれど、実態がわからない。
死亡説もあるし、重体説もある。影武者(ダブル)という説もある。
著者の真実に迫ろうとする姿勢はを評価するが、まだまだ解明されない。
現実を暴くと何をされるかわからないという恐怖があるのだろうか。
金正日マキャベリになぞらえているのは興味深いが、そうだろうか。
ヤツをあやつるデビルかサタンがいるのではないか。
その正体を最もよく知るのは、拉致被害者家族。