昨日（10/21）は日泰寺の縁日（弘法さん）だった。
参道は中高年のおばさんでうめつくされた。
僕の目的は、日泰寺の北西・四観音道にある鉈薬師の円空仏。
月に１度の縁日にお堂が開かれ、円空仏を拝観できる。
日光・月光菩薩、十二神将など鉈で削ったような円空仏が並ぶ。
荒削りなシェープのなかにやさしさがただよう。
なかには、ロダンのバルザック像を思わせるようなものもある。
１６６９年、円空３８歳のときの作。
このお寺は張新甫の建立の寺だそうだ。
張新甫は明からの帰化人（明王室ゆかりの人）で、尾張藩の
藩医師だった。円空と交流があったということが興味深い。
