ベルギー近代絵画のあゆみ

Kさんお薦めの「ベルギー近代絵画のあゆみ」@松坂屋美術館を見てきた。
こぶりだけれど、なかなか見ごたえのあるいい展覧会だった。


印象深かった作品をあげると
・ゲントの夜(アルベルト・バールツン)
・黄昏の池/雪の夜(ギヨーム・ヴォーゲルス)
・春の果樹園/昼食(イジドール・ヴェルヘイデン)
・ロンドン、テムズの実習船ほか(エミ−ル・クラウス)
・逆光の中の裸婦(ピエール・ボナール
ゲントの夜は味わい深い。
黄昏の池のタッチが近代的。
ヴェルヘイデンは光とカラーがいい。
クラウスはモネっぽくて面白かった。
逆光の・・・・は、裸婦のバックにそそられて・・・。
ベルギーという土地はフランス、オランダにはさまれて絵画としての条件がよいのだろうか。
土地柄として感性があるのかなとも思う。


どの絵も会場で見るとかなり画面が暗い。
作品保護のために照度を落としているせいかもしれない。
同じ絵をパソコン上で見るほうが明るくきれいに見える。
美術鑑賞として現物は確かに迫力があるけれど、細部はパソコンで鑑賞するのがいい。