ベネズエラ戦

サッカー日本代表の今年の初戦・ベネズエラ戦をTV観戦。
ちょっとストレスがたまる試合だった。
小笠原、稲本、大久保、平山もよくやっていたと思うけれど、相手のガードが固かった。
ボールが前を向かない。攻めあぐんでいた。
結果はスコアレスドロー
岡田監督としては後半の選手交代でいろいろテストできたことだろう。
監督談話は「こうしろという指示をだすことを我慢して選択肢やヒントを与えた」
選手に判断を求める新たなアプローチに入ったとのことだ。


先日の新聞に岡田監督と福岡伸一氏(生物分子学者)の対談がでていた。
そこで「動的平衡」がチームにあることを理想にかかげていた。
動的平衡とは分解と再構成を繰り返しながら秩序が保たれていること。
岡田監督は、全体がぐちゃぐちゃアメーバのように進む組織と表現していた。
このベネズエラ戦をみる限りでは、まだまだそのレベルには遠いように思う。
俊輔とか遠藤が強いリーダーシップを発揮するチームがいいか、リーダーは
いないけれどアメーバみたいなチームがいいのか。
日本の特性からすると前者のように思うけれど、勝つチャンスが高いのは後者の
ように思うが・・・・。