悪人

悪人 吉田修一著 朝日新聞社
朝日新聞の「ゼロ年代の50冊」に選ばれた1冊。
ケータイの出会い系サイトを舞台におこる殺人事件。
そこに交錯する人物を追いかける逃亡劇。
こういう暗いストーリーを楽しむという気分にはならなかった。
ザラとした印象が残った。
僕には、とても「最高傑作」とは思えなかった。