第3の男

BS映画劇場で第3の男(1949年イギリス映画)を放映した。
名画といわれ何度も放映されてきたが、いつも途中で嫌になって放棄してきた。
チターのテーマ曲だけが印象に残った映画だった。
グレアム・グリーンのこの小説は高校時代(1960年ごろ)のサブ読本だった。
筋書きが追えなくて、当時はなにがなにやら分からなかった。
今年ウィーンを訪ねたとき、地下暗渠や大観覧車の話を聞いてこの映画を想いおこした。
今回スルーでこの映画をみて、悪漢・ハリーライムの姿を理解した次第。
案外シンプルなストーリーだったのだ。
50年来のつかえが取れたように感じた。
ホテルの場面は、ザッハ・ホテルだった。
今回のウィーン観光でチョコレートケーキを食べに寄ったホテル。