闇先案内人

大沢在昌の長編ハードボイルド(2001年作品)。
主人公は逃がし屋(追われているアウトローの国外逃亡を請負う)だが自分自身も殺人容疑者として追われる身。
警察官僚から潜伏する北朝鮮の次期後継候補の確保を請負う。
もうひとりの逃がし屋と北朝鮮側の追手との死闘、ドンパチ。
めまぐるしいストーリー展開は暑さしのぎにいいけれど、
ちょっとご都合主義のところがあって気がそがれる。
4/5ぐらいのところまできて粗さが目立ってストップ。
闇先案内人 大沢在昌著 光文社 カッパ・ノベルス