パリ20区、僕たちのクラス

名演小劇場で映画「パリ20区、僕たちのクラス」を観てきた。
パリ20区は移民が多く、人種差別にも敏感な地区らしい。
そんな地域の中学校の国語教師とさまざまな出身地からやってきた24人のクラスが舞台。
文法無視、スラングで喋る生徒たちは勝手きままでクラスは統制がとれていない。
反発や衝突があるが、生徒たちの屁理屈がおもしろい。
それを切り返していく教師、生徒たちの生き生きとした表情がいい。
教師の悩み、反発する生徒たち、しだいに変化していくクラス・・・・
意味は全くわからないが、フランス語の語感もいい。
昔、シドニー・ポアチエ主演の「いつも心に太陽を」を思い出した。
こちらの舞台はロンドンだったように思う。