単独行者

単独行者 アラインゲンガー 谷 甲州著 山と渓谷社
加藤文太郎は厳冬の槍ヶ岳・北鎌尾根で消息を絶った。
雪がちらつく一日、この山岳小説を読んでいた。
まだ1/4しか読んでいないけれど、この登山家の山への執着に圧倒される。
雪と氷の世界をひとりで踏破してゆく。その格闘がすさまじい。
結局、遭難することが終着点。