2011-10-15 青豆とうふ 青豆とうふ 安西水丸・和田誠著 新潮文庫本のタイトルは著者たちと共通の友人の村上春樹が名づけ親。 なんとも風変わりなタイトルだが、そこはかとない味わいがこの本にふさわしい。 イラストレーターでありエッセイストの二人が、一方が文を書きもう一方はイラストを描いて「しり取り」のように話をつなぐ。 身のまわりの面白い話や映画の話、世界を旅したときのこと、ファッションのこと、楽しい雑談が果てしもなく続く。 思わず噴きだしてしまうこともしばしば。 ハゲの話に始まり、ハゲの話で終わる。イラストの共演も楽しい。 これはおすすめ。