篠山紀信展

篠山紀信の写真展を見てきた。115枚の大きなパネルが展示されこれまでの大集成といったところ。写真は残酷なところがあると思った。長嶋茂雄(1974年)と王貞治(1973年)の写真の対比。長島は引退の年で尾羽打ち枯らした姿が痛ましい。一方の王は全盛期の力みなぎる顔。たくさんの歌舞伎俳優のクローズアップがあったが関心はなかった。往年の女優たちの写真は懐かしかった。大原麗子のが印象的だった。