橙のボールと子規

スポーツジャーナリストの二宮清純愛媛県八幡浜市の出身)が「橙のボールと子規」という文章を朝日歌壇・句壇のコラムによせている。伊予では皮の固い橙をボールとしてキャッチボールに使っていたと。そして子規が「直球」「飛球」「四球」「死球」「打者」だの野球用語を翻訳したこと、プレー内容や批評を展開していたことに話が及ぶ。そして子規が日本初のスポーツジャーナリストだと讃えている。調べてみると子規は野球殿堂入りした187人のひとりであった(2005年に殿堂入り)。そして最近、橙を店先にみなくなったと残念がっていた。そう言えば我が家でも八朔や伊予柑を食べなくなったなあ。いまはセミノールである。ちょっと軟弱か?