1541年

リスボンの「発見のモニュメント」の大理石の広場には大きな世界地図があって、ポルトガルが発見した国々と年代が記されている。種子島への鉄砲伝来の年(1543年)と思っていたら、それより前の1541年とある。豊後に漂着した年号だそうだ。ところで火縄銃は種子島以前に中国製が到来していたが、見捨てられ使われなかったとのこと。日本とポルトガルのつながりは古いが、キリスト教の宣教に熱心だったことから秀吉や家康に嫌われた。ポルトガル大航海時代の終焉にかかって来たのだろう。