忙中閑話

僕の敬愛する安野光雅さんの短い短いエッセイを285編集めた本(001からナンバリングしてある)。「算私語録」「散語拾語」「語前語後」とこの形式のエッセイを読み継いできた。この人の目のつけどころがすばらしい。画家としての目線と数学者のような解析力 プラス ユーモアのセンス、なにより人柄のよさ。安野さんは1926年生まれだが、矍鑠として現役。この本は去年の末に買ったのに店晒し(棚晒し)にしていた。もっと早く読んでおけばよかった。オリンピック新国立競技場に反対する詩(森まゆみ)が、今回の騒ぎ以前に紹介されていた。

森まゆみ:女たちは「いちばん」をのぞまない

http://cherry04.sakura.ne.jp/blog/index.php?UID=1384087871

忙中閑話 安野光雅著 朝日新聞出版