ギャラリーめぐり

久方ぶりのギャラリーめぐり(7/17以来のこと)。いつもの4人の仲間が集った。今回はYさんが招待状を貰った白士会展@県立美術館を中心に栄のギャラリーをめぐった。
白士会展は日本画展。日本画と洋画の違いは何なのかわからない。画材のちがいだけだろうか? 画布の表面がフラットか、絵の具で盛り上がっているかの違いでしかないようだ。絵の着想という面では、委員・会員よりも会友・一般の方が面白い。ベテランの作品は技量や絵の重みみたいはものは上だけれど、惹きつけられるは会友・一般の作品に多かった。90%以上は女性の作品だったことも驚き。受付の女性にそう言ったら、最近はどの展覧会もそうですよと一蹴されてしまった。インド・中国に材を取る傾向も強いようだった。
別の会場で東美会秋季展をみた。名古屋中心の会派のようだが、歴史ある会のようだった。荻須高徳、鬼頭鍋三郎や杉本健吉らも在籍したとのこと。そのうちの1点「深秋安曇野(柘植金与)」が、安曇野の清々しさがよく現れていて好印象だった。安曇野をよく描いているYさんも同意見だった。
ちょっと苦言。どちらの展覧会も出品目録がわかりにくい。展示順でもなくアイウエオ順でもない。観る人目線に立っていないような気がした。東美会のは古色蒼然。
ランチ後、チカシン・ギャラリーと中区役所の市民ギャラリーを回ってきた。アマチュアのみなさんも頑張っているなあ。

栄の空は今にも雨が降り出しそうだった

サン・モリッツの中は中高年のおばさまでいっぱい
集音器の中にいるようで早々に退散