丹羽宇一郎講演会

東海経済シンポジウム@名古屋マリオットアソシアホテル に参加した。
基調講演は丹羽宇一郎氏(伊藤忠商事 会長・社長 中国大使を歴任)。演題は「地方創生と東海地方の未来」。
僕の尊敬する経営者のひとり。1939年生まれ名古屋出身。中国寄りだとの批判もあるが・・・。
主な内容
・グローバリゼーション、中国、東海経済を抜きにして日本経済は語れない
・中国は自覚が足りない 世界から認められるには常識が必要
・東海地方は木曽三川がもたらした豊かな土地
 家康は尾張が軍備拡張に向かわないように芸事奨励 目付けに三河
・東海経済は日本経済の中心だとの自覚が必要
楽市楽座の発想(独占の排除 課税免除)
産学官の連携・総合力
・教育の重要性
 教育への投資が小さすぎる 中国を見よ!
・日本の労働者が日本の魅力の源泉だが、それが低下しつつある
・海外に出よ 信頼する相手をさがせ
 10年かけて汗水流して仕事が成立する
・全国的な視野で東海経済をやるべき 名古屋だけ良ければ良いということではない
リニア新幹線には懐疑的
 リニア新幹線には懐疑的というところが丹羽宇一郎氏らしくて面白かった。
 狭い日本、そんなに急いでどこいくの? 環境破壊にならないか心配だ
少子高齢化社会:ガラガラ 介護・医療社会
シンポジウムはW杯ラグビー東京オリンピックパラリンピックリニア新幹線開業を踏まえた東海地方のインフラ整備について。名古屋駅の整備、名駅前と栄地区のつながり、スマートモビリティ社会などなど。若干絵に描いた餅的なところも。