村上春樹研究会

Mさん、Nさん、Sさんと村上春樹研究会を開くことになった。研究の一環として「職業としての小説家」を読んだ。自伝的エッセイとしてかなり正直に自らをさらけ出している。小説を書くとき、第1稿から何度も何度も全編を書き直すと言う。英語で書いて日本語に翻訳するとも。国際的に評価が高い要因にひとつはこの周到さだろう。でも僕がまだ解せないのは異次元へのワープだ。
村上春樹は、2015年の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれている。僕の中でも大きな存在だが「海辺のカフカ」でもわからなさで挫折した経緯がある。ボブ・ディラン村上春樹を比較すると、メッセージ性やインパクトの強さという点で僕はやはりボブ・ディランに軍配を挙げることになる。
皆さんの意見を聴きたい。