日産 vs ゴーン

拘束されているカルロス ゴーンは今どんな気持ちでいるのだろう?  日産は20年周期で独裁経営者が現れて混乱する。川又、石原・・・と。塩路天皇という労働貴族もいたなあ。なんだか荒っぽい企業体質だ。存続危機にあった日産のV字回復を果たしたゴーンも独裁者の道をたどって私利私欲。今回の騒動は社内抗争でありクーデター。西川 志賀といった日本人トップも元ゴーン チルドレン、どこまで続く泥濘みぞ!

この本は経済記者が書いた日産レポート。取材力は評価したいが展望は今ひとつの感じ。ザラッとした読後感が残った。

日産 vs ゴーン   井上久男著   文春新書

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